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エリート輩出国シンガポールの教育って?~シンガポールローカル校で子育てする日本人家庭にインタビュー~ 【教育システム編】

あけましておめでとうございます!Selan広報担当のHanaです。

2020年もSelan公式Noteをどうぞよろしくお願いいたします!

新年初の記事はシンガポールの教育についてです!

シンガポールといえば世界大学ランキングで常にトップをキープしている教育国家、そして国民の英語力も非常に高い国として有名ですが、今回はシンガポールに11年間お住まいで15歳の女の子と11歳の男の子を現地校にて子育てをされているEriさんにシンガポール教育の実態を実際にインタビューさせていただきました。

日本人としてシンガポールで子育てをされていて感じること、教育の良い点、日本と異なる点などを現地校にお子様を行かせているEriさんだからこそ見えてくるシンガポール教育をお届けいたします!

とっても素敵なお話をたくさん伺えたので、今週は【教育システム編】を、来週は【マルチリンガル教育編】をお送りしたいと思います!

まず、なぜ現地校に行かせることになったのか?

シンガポールは日本人含め、外国人も多く住む国。そのため、多くの日本人家庭はインターナショナルスクールか現地日本人学校に行かせることが主流だそうです。

そんな中、日本人の旦那様のお仕事の関係でシンガポールに移住が決まり、お子様の学校選びの際にEriさんのご家庭がローカル校を選択した理由は、

①インターナショナルスクールは学費がかさむ

②せっかくシンガポールに住んでいるのに日本人学校に行かせるのはもったいない

という2つの理由だったからだそうです。

とはいってもシンガポールの現地校へは、まずローカルのシンガポール人が入学手続きをしたあと空きがあれば外国人居住者の子どもが入れるというシステムだそうで、現在では外国人が現地校に入学できるケースはレアになってきているとのこと。

それでも、Eriさんのお子様が学校に入学された際は現地校への入学が可能であったため、現在2人のお子様両方とも現地校に通われています。

幼稚園でアルファベット、スペリングを学ぶ!

Eriさんからお話を伺う中で驚いた現地シンガポール教育の常識の一つが、幼稚園から既にアルファベットやスペリング、グラマー、Show and Tellの授業があるそう。。!

しかも、スペリングテストなども行われるとのこと。

基本は英語ですが、中国語も幼稚園から既に勉強していくそうです。さすが多民族国家ですね。

日本は本格的に読み書きを教えるのは基本的には小学校からですので、教育への熱量が幼稚園時から既に違うことを感じさせられます。

大学進学率32%、実は大学に行く人だけがエリートじゃないシンガポールの教育システム!

日本の大学進学率は81.5%という数字に対してシンガポールは32%(全民族を含めた国全体として)ということをご存知でしたでしょうか。

エリート国家、といっても約70%もの人は大学に進学しないのです。

それにはシンガポールの教育システムがかなり日本と異なることが影響している、とEriさんが以下の表を見せてくださいました。

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シンガポールではPrimary School(小学校)を卒業する際にPSLEという統一卒業テストが存在するそうです。

科目は、算数・理科・英語・中国語/マレー語/タミル語(母国語)の4教科。

この卒業テストがとっても重要で、この卒業テストのスコアによって行くことができる中学校の選択肢が決定します。

つまり、それぞれの学校独自の入学試験がある日本のお受験のようなシステムはシンガポールには存在せず、その統一テストの結果で全てが決まります。

また、日本のように小学校に行ったら地元の中学校か受験をして私立の中学校に行く、という流れではなく、既に専門性を持った仕事をしたい!と思う子どもについてはTechnical CourseやVocational Courseに進学することも普通なんだそうです。

Eriさんいわく、大学に行って良い企業に就職して。。といういわゆる日本のエリート像ばかりでなく、”いつか自分で起業して、会社を持ちたい!”と思うような人も日本と比べて多いとのこと。

起業しやすい国とも言われているシンガポールですが、特に最近ではシンガポール政府も国内の若き起業家への支援に大きな力を入れているようです。

どこかに属して、組織の一部になる人材を育てるのではなく、個性を伸ばしてあげることを教育の中でとっても重要視しているように感じている、ともEriさんがおっしゃっていました。

例えば、アカデミックだけでなくスポーツや他のフィールドで賞を貰ったりなどすると中学校進学時にプラスαになったりするようです。

シンガポールは社会の母体数が少ないこともあり、得意なことがある人はその得意なことを伸ばしてあげて、そのフィールドはその人たちに任せよう。という社会の雰囲気があるそうです。


まとめ

シンガポールのローカル教育、いかがでしたか?

インタビュー前には私個人もシンガポールと言えば、”競争社会”というイメージが強かったのですが、実は個性を大事にする子どもたちへのプレッシャーが少ない教育が存在することを知りました。

次回はシンガポールでの【マルチリンガル教育編】とし、Eriさんのシンガポールで実際に経験、実践されているマルチリンガル教育について配信いたします!

今回もここまで読んでくださりありがとうございました♪

次回もお楽しみに★

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「学びをボーダレスに」をミッションに、子どもと世界を繋げる教育を展開するSelan(お迎えシスター/21世紀教育dot.school)の公式noteです。グローバル・英語教育について発信中です。https://omsister.com https://dotschool.org/

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